JR きっぷのすゝめ1

JRできっぷを購入する際に、最も購入機会が多いと思われる「片道乗車券」。

その名の通り、発駅から着駅までの片道を利用することができるきっぷです。1枚の片道乗車券として発券できる最も重要な条件としては、「乗車ルートが途中で重複しないこと」があります。

逆に言えば、区間が重複しない場合はどんなルートでも発券することが可能です。(他社線との連絡を含む場合はこの限りではない)

これを利用すれば、片道乗車券1枚を利用する場合だけでも目的地までのさまざまな「遠回りルート」が考えられます。ただし、遠回りをすれば当然距離は長くなるので、運賃は高くなります。

具体的に見てみましょう。東京から新大阪までの片道乗車券を発行する※際に最も安いのは東海道本線経由のルートで、営業キロは552.6km、運賃は8910円になります。東海道新幹線を利用しても営業キロは東海道本線と同一とみなすので、運賃は当然同じです。

前の話を踏まえれば、もちろん他のルートでも片道乗車券を発券することができます。例えば、東京~名古屋を中央本線経由に変更してみましょう。

東京~名古屋を中央本線に変更

東京から名古屋を中央本線に変更すると営業キロは583.5kmで、運賃は9460円となり、550円高くなります。

この程度の遠回りであれば、指定席券売機で発券することができます。(「乗換案内から検索」という項目から経由駅を設定可能)

JR きっぷのすゝめ2(そのうち書きます)では、「窓口でしか発券できないレベルの遠回り片道乗車券」についてを載せます。

久しぶりの更新でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

    コメントをどうぞ

    PAGE TOP